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フランク・ロイド・ライト 設計技法

2017.12.17

外から中へ、中から外へ?
フランク・ロイド・ライト 設計技法

フランク・ロイド・ライトの言葉で
「外から中へ、中から外へと空間を連続させる」とあります。

もう少し具体的に言うと
「家の中から見る庭も室内の一部に見え
外から見ると室内が庭の一部に見えるように」
と設計されています。

解りやすいのは、ウッドデッキの床が家の床とつながっていたり
天井と軒裏も「垂れ壁」で遮られずにつながっていたり
内壁と外壁も同じ色や質感で、サッシガラスのみを隔てて繋がっている・・

窓の取り方も、L字のコーナーに連続させて2方向に配することで
よりパノラマ的に外の景色が広がる・・

すいません私の文章力では、伝えきれないので、写真を参照ください。
実際の広さ以上に、広く、明るく、開放的に感じるはずです。


フランク・ロイド・ライトは
「中と外の連続性」という発想にこだわり
「空間の流動性」が大切と考え
「箱の組み合わせではなく、動きのある空間のつながりで住まいをつくる」
と語っています。

これらは、単に空間を広く見せる工夫だけで無く
「風や光、緑、そして景観までも室内外に取り入れることが大切」
「自然と建物の一体化」という
有機的建築「オーガニックハウス」の思想です。

写真よりも実際の「オーガニックハウス」で実感して頂けます。

来春には見れなくなってしまう
「オーガニックハウス」

「OakPark」オークパーク

この機会にぜひ、ご見学ください。

菅谷

中から外へ、「落水荘」のリビングです。

中から外へ  窓の上や建具の上に「垂れ壁」がありません。

外から中へ ウッドデッキとリビングの床がつながっています。

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