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2016.2.14

その2~ハウスダストと健康~

現在の日本人の2人に1人がアレルギー体質!?

今や国民病とも言えるアレルギー。その原因は様々なものが考えられますが、今回は家の中の原因物質であるハウスダストについて考えてみます。そもそもハウスダストとはどういったものなのでしょうか?

ハウスダストは室内にたまるホコリのこと

例えば、チリ・ホコリ・ダニやダニの死骸や糞・繊維のクズ・犬や猫の毛等・人の髪の毛・ふけ・垢・植物の胞子・煙草の煙粒子・工場からの煙・自動車の排気ガスなどがあげられます。中でもダニ(死骸を含む)は、ハウスダスト1gの中に数100匹から1万匹もいるのです。これが、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、小児喘息などを引き起こしたりします。

なぜ私たちダニにアレルギー反応を起こすのか?~犯人は「酵素」?

「ハウスダスト(=ダニの糞・死骸)」が人間のアレルギー反応を引き起こすその原因は、ダニに含まれる“システインプロテアーゼ”などといったタンパク質にあります。「プロテアーゼ」とは、ダニが食物を消化する為に必要な「消化酵素」です。
消化酵素は、人間の鼻・目の粘膜や皮膚、気管支等に触れると、その表面を溶かして体内に入り込んできます。それらを人間が「異物」として過剰に攻撃するために、様々なアレルギー症状が引き起こされるのです。

原因は新築住宅にも関係が・・・

1965年以降の新築ブームによりアルミサッシが普及していきました。アルミサッシは気密性を
高める反面、断熱性の低い素材であるために結露が発生しやすく、湿度の高い住まいにはカビが発生し、それを餌とするダニにとっては棲みやすい状況となります。ダニの成育条件のなかでも大きい要素となる湿度の管理、換気、掃除をしっかり行う事は基本です。

もうひとつ大切なこと、それはマイナスイオン!

マイナスイオンは、プラスイオンに帯電して空気中に漂っているダニの死骸・糞にくっつき、中和されます。電気を失ったダニはプラスイオンから離れて床に落ちていきます。その結果、ダニが減少し、空気がきれいになります。普段の生活にマイナスイオンを意識して取り入れることは、ハウスダストを減少させ、快適な生活への第一歩につながります。

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