園舎拝見《鹿嶋市》 野草舎様 託児施設
担当スタッフ代表●営業/黒田●設計/多田●管理/木村
木の温もりを感じる保育園舎

お施主様のお言葉
◆10年前、保育園を新たに建てようと思ったとき、一番先に考えたことは、どんな建物が子供達にとっていいのか、ということでした。その時の主題は3つありました。木造で出来るだけムク材を使うこと。アルミサッシと蛍光灯を使わないこと、基本的な設計は自分ですることでした。その結果、保育園には見えない民家風の建物が出来上がりました。240坪の土地に、92坪の平家なので、園庭にもう少し余裕が欲しいところですが、一歩中に入ると総木造ならではの住み心地が静かに伝わってきます。◆特に雨と風の強い日には、この建物の良さを如何なく発揮します。松、杉、ひば、檜、桜と材料にこだわり、できるだけ新建材を使わなかった柔らかなあたたかさが、体を包んでくれます。増改築をヤワタホームさんにお願いするにあたっても、そのこだわりが基本でした。梁、柱、天井、床など出来るだけ自然素材を使い、建具も木製で、内外の壁は漆喰という10年前と変わらない造りにしました。◆今回は12坪の事務所と保育室と休憩室、7.5坪と2坪の保育室、2カ所の手洗いと玄関などを8ケ月余りでつくっていただきましたが、話し合いの時間を入れると、増改築とはいえ、丸一年かけた計算になります。92坪が100坪あまりになり、子供達にとっても、より快適で過ごしやすい空間が生まれ、建設に携わっていただいた皆さんに感謝しています。◆ある国で建設して100年だか150年経っているのに未だに造り続けている教会があるという話を聞いたことがあります。野草舎もそうありたいものだと考えています。



 

 




営業/黒田…… 園長様、理事長様のこだわりは、新建材を使わないことでした。増改築前の建物は、今世間で騒がれているような、シックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒドなどを一切発生しないムク材で、建具もオーダーのものでした。今回の増改築も自然素材を使い、イメージを壊さずに工事できるのは、木にこだわる私達ヤワタホームしかないと思っていました。工事が完全に完了し、皆様にご満足いただけたことに、わたしも嬉しくそして、誇りに思っています。この新しい「子供の家・野草舎」で園児達の夢や希望がすくすくと末永く育っていくことを、願っています。

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