アトピーや花粉症等、アレルギー急増

便利さを追求してきた弊害として食物・花粉・化学物質などが原因で3分の1の人は、現在、何らかのアレルギーを持っています。

 住宅では大量に安く早くつくれる便利さを求め、熱硬化樹旨(ホルムアルデヒド等)を使った合板(ベニア等)や、表面を水に強く汚れを落とし易い等の便利さを求め建材の表面を化学処理をするなどの新建材を多量に使ってきた弊害として、住宅の建材や接着剤などから出るVOC(ホルムアルデビドなど)を吸い込むことで起こる「シックハウス症候群」は化学物質過敏症のひとつとされ、潜在患者数は1300万人以上と推定されます。

その原因は
1) 大気汚染
日本等の先進国は、飛躍的な経済成長をしてきましたが、NOX、SOX、ダイオキシン問題に代表されるように、果てはオゾン層まで大気を破壊してしまいました。
2) 食生活の変化
化学肥料や農薬づけの農産物。遺伝子組替え食品。化学調味料や防腐剤などの食品添加物が含まれている加工食品。現代の人々は毎日このような食事を採っているため、健康を低下させていると言われています。
3) ストレスを生む
  現代社会
複雑な社会の中で、精神的圧迫からのストレスやマイナス感情が、細胞にダメージを与えて、ガンなどの現代病の原因となるのは明らかになっています。
4) シックハウス
疲れて帰った家もまた人体に悪影響を及ぼす汚染化学物質にまみれたシックハウス。疲れを癒し、ストレスを解放して英気を養うべき住まいでも、健康を妨げる原因となっていることが多いのです。

4つの複合汚染でした

毎日過ごす住まいの室内空気環境が形だけしか研究されていません。


遅れた住宅業界

指針値の示された室内化学物質だけでも、その種類は14種もあるにもかかわらず、一般的には、「ホルムアルデヒド放散量が0.005mg/平方メートルh以下で出るけど少ないとされるF☆☆☆☆の建材だから、シックハウス対策も大丈夫です。」なんていうのが、住宅業界の、そして大手ハウスメーカーの常識です。ようやく建材に対する新しい基準づくりが開始されましたが、残念ながらハウスメーカーや建材メーカーがお客様を説得するための理論づくりをしている…。

あまりにも悲しい・・・しかしこれが現状です。



sengen-top.html