こだま通信 Vol.44 2004年12月号 2P(磁場を改善するイヤシロチ(弥盛地))

磁場を改善する
イヤシロチ(弥盛地)

清々しくて気持ちの良い場所、何となく寒々しくて居心地が悪い場所…。土地にも色々な差があることに気付いたことはありませんか?

土地には気持ちの良い場所や、何となく気分のすぐれないところなど、 いわゆる「良い土地と悪い土地」があると言われています。 ある条件が整った土地に住むと繁栄する土地や、動物が集まったり、植物が非常によく成育する土地があります。そのような土地を「イヤシロチ(弥盛地)」といいます。神社仏閣はもともとイヤシロチに建てられた為、木造建築物が何百年と長持ちし、長寿の木に囲まれました。これが先人の知恵だったのです。反対に、良くない土地に家を建てて住むと、病人が次々を出るところや、よく事故が連続して起こるところがあります。 また、農作物をはじめ、植物の成育が思わしくない土地があります。こういう土地が「ケガレチ(気枯地)」と呼ばれています。


発見者は楢崎皐月博士
発見者は静電三法で有名な楢崎皐月(ならさきこうげつ)博士です。酸化電圧の高くなる土地で地表の電子密度の低い土地(ケガレチ「気枯地」)では、住居者の出入りが頻繁で病気に罹る人が多く、不慮の事故にあったり、住居同士のトラブルが起こるなどの現象が現れます。また、ケガレチ内の建物の耐久年数が短いことなども共通の現象として起こります。

皐月博士は「ケガレチ」に穴を掘り、木炭を埋めると還元地化することを発見しました。その中に活性炭を埋めることで電子を与えることになり、地表の電子密度が高くなることで還元力を増し、生命の活性化を促進することを見出しました。炭素質の物質はマイナスイオンを帯びやすく、周りの磁場を高める働きがあります。いわゆる電子の付与によって土地の電磁場を高めると言うことです。電子はこの宇宙に充満していますが、この土地に欠けている電子エネルギーを多く集める方法がイヤシロチを導くことになる…ということが分かってきました。

例えば鉄が錆びる、物が腐る、花が枯れる等の現象は全て酸化現象です。人の体が活性酸素で病気になる、老化するのも酸化現象に起因します。イヤシロチとは、それらの酸化現象に対し、還元作用をもたらす土地環境です。

■イヤシロチ  
植物成育の優勢地で人間の健康地でもあり、物質の耐久性を付与する地帯です。 電気的には、還元電圧地帯で、物も腐りにいく、マイナスイオンの優位の環境になります。
■ケガレチ
植物成育の劣勢地で、人間には不健康な土地で、ものが腐れやすく壊れやすい 地帯です。人体も、物体も酸化が進んでしまう環境です。
■優勢成育地帯
大地表層は全て還元電圧を示し大地電流は全て上から下へ流れ、流れる電圧も多い。
劣勢成育地帯
大地表層はほとんど全てが酸化電圧を示し、大地電流は全て下から上へ流れる。
普通(標準)成育地帯
大地表層に酸化電圧を還元電圧が混在し、電流方向も上から下の部分と、下から上の部分へと流れる部分が混在している。

「イヤシロチ」と「ケガレチ」
 楢崎皐月博士はその類まれみる才能でいろいろな発見をし、若くして産業界や軍部の一部にその開発能力を高く評価され重用されていました。
 例えば20代で特殊絶縁油を開発し、事業化に成功しています。電信柱の上にある変圧器に使われるものです。
 また、人造石油を発明し、軍がその技術を採用していました。その軍の要請で満州に 製鉄の仕事に携わっているときに土地の良し悪しに気がついたそうです。
 当時、いくつかの異なる場所で小規模の溶解炉を使い、実験的に鉄を製鉄したところ、 材料も技術も全く同じ条件であるにもかかわらず、生産する場所によって鉄の 出来上がりに著しい差があることを発見しました。ある場所の製品はいつも優秀であるが、ある場所のものはいつお不揃いで、不良品が多く出るのです。 いくら検討しても、資材も方法も変わらないので、なぜかと不思議に思っていた そうですが、ある日ふと、土地に原因があるのではないかと考えました。 土地にも「良し悪し」があるのであれば、それは科学的に測定出来るのでは ないか?もしかすると、電気的に測定出来るのではないか? 電気工学者でもあった楢崎博士は、統計的手法で、日本全国の土地 12000ヶ所以上を任意に抽出して、実地調査をしました。 調査した土地の面積は、1ヶ所あたり1アールでした。 詳しい調査の方法は、楢崎皐月著「静電三法」をお読み下さい。

日本全国の土地12000ヶ所以上の土地の検査の結果、ケガレチ、すなわち劣勢成育地帯は約30%、標準成育地帯は約55%。イヤシロチ、すなわち優勢成育地帯約15%と非常に少ないことが分かりました。

〜古の知恵を借りて
現代の技術で実現した家〜

人口増加に伴い自然の摂理を無視した開発が進み、工業化により 大気・水質の汚染など、地球の温暖化が進み、イヤシロチそのものが 減る一途を辿っています。ヤワタホームでは、昔から日本で行われてきた「埋炭」を更に進化 させた「微粉炭添加コンクリート打設工法」や、「いやしろ炭」を埋設することで、 屋内環境だけでなく、庭等建物周囲の 住環境まで改善し、そこに住まうご家族の 健康を創造し、建物を更に長寿命化する 坑酸化住環境をお届けします。


※右写真はVOL.44の2pの本刷りのものを写真化したものです。→

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