こだま通信 Vol.46 2005年1月号 2P(社長挨拶)

新年明けましておめでとうございます。
旧年中はいろいろとお引き立てを頂き、誠に有難うございました。遅くなりましたが こだま通信新年号と言う事で、ご挨拶させて頂きます。昨年は、特に度重なる台風の来襲、年後半の絶対的に多い雨量、更には中越地震と天災が猛威を振るった年となり、自然の力を見せ付けられました。その中では人々が協力し合う以外に地球と共存する方法は無い事を思い知らされます。大勢の方が気付かれた事と思いますが やはり、地球の温暖化を始めとする環境対策はもはや将来の為ではなく、既に今現在影響を受ける自分達の為の事であり、今まで影響を意識しないで済んだ場合も、運良く難を逃れていただけということをはっきりと宣告された1年のようです。それらの天災に対し、これでもう安心という対策はありませんが、現在は予想しうる事態に対し、可能な対策をどれだけ本質的に積み上げておくか?以外無い様です。
そんな中、住宅の業界にも、予想しうる対策しうるにもかかわらず、業界ではまだ常識とされない事が多々あります。シックハウス対策もその一つで、本質的解決はされずに 住まい手の為ではなく、建築業界の為の都合で対策済みであるかのように扱われ、あらゆる住宅会社が健康配慮をアピールしています。シックハウス等の化学物質過敏症も今まで前兆も無かったのに、有る出来事を機にいきなり発症してしまい、発症すると近所で塗装をしているだけでもつらい等、あそこのお店には買い物にいけない、あそこへは子供と遊びにいけない等、どんどん自分の居場所がなくなり、とても厳しい状況になります。その突然さと影響はまさに天災と同じであるというのが実感です。
そのような中、昨年、一昨年と多くの方に「地球に抱(いだ)還る(かえる)家(いえ)」のコンセプト地球にやさしく 建物にやさしく 家族にやさしいにご賛同頂き供に「住まい創り」に取り組み、またそのコンセプトに基づいた 「いやし健康増進住宅」のお住まいの完成を供に喜び、ご入居なされたお施主様の輪が広がり、それらのお施主様方より多大なるご支援と励ましを頂き元気を頂いた感謝の年となりました事、改めて御礼申し上げます。今後もご支援に恥じぬよう、そしてより多くの方に本当に安心で快適で永年暮らす家族の健康を育む「抗酸化住宅」を実現して頂けます様努力してまいります。それでは皆様にとって、本年も良い年と 成ります事を願い新年のご挨拶とさせていただきます。



株式会社 ヤワタホーム
代表取締役社長 八幡英毅

人も、建物も、地球も酸化が進んでいます。
だから病気になりやすい。今、人と環境に
やさしい坑酸化住宅が求められています。


今、地球は病んでいる!
現在の地球は、大気汚染・水質汚染・温暖化など、様々な問題を抱えています。 戦後の日本では、工業化が飛躍的に発展し、物を安価に大量生産することが可能になりました。戦後で失った住宅を短期間で充足させるため、「住宅生産工業化推進策」により、機能・性能・コストを最重視して家造りを進めてきました。しかし、工業化が進むことによる弊害として、化学薬品で固めた合板やプラスチック等が原因による「シックハウス症候群」などの問題が現在になって多く発生しているのです。これからは、工業化製品だけに頼るのではなく、自然の恵みをうまく活用することも重要なのです。

人も病んでいる!
便利さを追求してきた弊害として、食物・花粉・化学物質などが原因で3分の1の人は、現在、何らかのアレルギーを持っています。 住宅の建材や接着剤などから出るVOC(ホルムアルデヒドなど)を吸い込むことで起こる「シックハウス症候群」は化学物質過敏症の一つとされ、潜在患者数は1300万人以上と推定されます。

全ての原因は酸化だったのです。
実は、サビる現象は鉄をはじめとする金属ばかりではありません。サビは「酸化」を表しているのです。古い釘などは鉄が酸化したものですが、人間の体も鉄と同じように酸化します。人間が酸化するというのは、人間の体にある細胞やDNA、細胞膜をつくっているタンパク質や脂質が酸化するということです。私たちは呼吸によって、酸素を体の中に取り入れます。血液中の赤血球にのって酸素を体内の細胞に供給されます。取り込まれた酸素のうち、99%は最終的に水になりますが、残りの1%は活性酸素となり、いろいろな「悪さ」をするのです。この悪さが、酸化ということです。

坑酸化を促進するマイナスイオン
研究すればするほど、行き詰まりをみせる現代のさまざまな問題とマイナスイオンとの関係が浮かび上がってきました。地球規模で取り組まなくてはならない環境問題、そして農業問題、シックハウスなどの問題、子どものアトピーやキレやすさの問題、そして病内感染などの問題など、すべての問題が環境と人間の「酸化」と結びついています。 マイナスイオンの正体は、地球全体が「酸化」し、それにともなって人間の体内や動物などのあらゆる生命が活性酸素の害を受けつつある時代に、それを防衛する「還元力」といいきってもいいでしょう。この還元力により、人体組織が活性化、血液の浄化作用や自律神経の調整作用、免疫強化作用等、人体の健康も還元されてゆくのです。還元力の高い食べ物(伝統的な日本食)を摂るだけでなく、呼吸やさらに皮膚からもマイナスイオンを摂り、体内に還元力のもとである電子を“貯金”することがもっとも合理的で重要なことなのです。

だからこそ、私たちも今、この地球をマイナスイオンの多い場所
“イヤシロチ”として
復活させるために、
マイナスイオン優位環境を実現するべきなのです。

※右写真はVOL.46の2pの本刷りのものを写真化したものです。→

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