形状による障子の種類 |
1 |
水腰障子 |
腰板のない全面紙貼りとした障子。現在では最も一般的なデザインとして好まれている。 |
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2 |
腰付障子 |
障子下部に板張りや襖紙を貼る等して腰が付いた障子。板張りを木地腰といい、36cmの尺二腰を標準とする。 |
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3 |
腰高障子 |
腰板の高さ60〜60cmの腰付障子。腰高障子の場合、組子を立茂に組むのが一般的とされている。 |
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4 |
猫間障子 |
摺上げ障子とも呼ばれ、障子の下半分にガラスを嵌め、上下に移動可能な小障子を組入れた障子。大阪猫間障子ともいい、小障子が左右に引き分けるものを東京猫間という。 |
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5 |
雪見障子 |
障子の一部に透明ガラスを入れ、雪景色を始め外部の様子がうかがえるようにしたものの総称。 |
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6 |
太鼓貼障子 |
両面組子障子とは逆の発想で、組子の両面に障子紙を貼った障子。一枚貼り障子より断熱効果も1.5倍になる。 |
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7 |
掛け障子 |
別名角柄障子ともいい、折れ釘等に引っ掛けて用いる。数奇屋造りの窓や開閉する必要のない部屋側に、ガラス隠しとして用いる装飾用障子。 |
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