廃棄された後も地球(土)にかえる
ゆたかな風合いで地球環境にもやさしい天然素材

<いやしろの住まい>は地球環境にやさしい天然素材やリサイクル素材を積極的に用いています。天然素材は何度もリサイクルされて活用することが可能で、最後には土にかえる素材なので地球の環境を汚しません。中でも木材はリサイクル率の高い素材です。日本の家屋で昔から使われていた和紙や漆喰、珪藻土などの壁材は、調湿性が高く、遮音性、耐熱性、脱臭性などの効果も認められています。天然素材ならではのあたたかさは光を柔らかく受け、人にやすらぎを与え、年月がたつほどに風合いが増していきます。<いやしろの住まい>では、木材の他にも、このような自然の素材を積極的に使用しています。



植物から作られる和紙は調湿性が高く、繊細な
風合いや手ざわりを醸し出します。
植物性プランクトンが化石化したもの。
調湿性が非常に高く、防臭、防カビ性も
あります。


シロアリに強い!宮崎のオビスギ(飫肥杉)
宮崎では「檜を使うとシロアリに喰われる。地の杉(オビスギ)を使えば大丈夫」と言われてきました。宮崎のスギの品種は、ほとんどがオビスギ(飫肥杉)です。このオビスギの芯材は、昔からシロアリ被害の防止に有効であることが知られており、家の土台や柱に使われてきました。この特徴について木材研究者が着目し、研究を重ねて宮崎県木材協同組合連合会の調査によると、宮崎一ツ葉海岸で平成12年9月からオビスギ芯持ち柱材と欧州産集成管柱のホワイトウッドとのシロアリに対する耐久性について比較試験を行ったところ、2年後、明らかにオビスギの柱材が強いという結果がでました。また、宮崎県木材利用技術センターの耐蟻試験の結果においてもシロアリに対するスギの強さが確認されました。

■<いやしろの住まい>の床構成 ●宮崎産スギ材と欧州産集成柱との
 シロアリに対する比較試験。


改善例

02-04tokusei.html