オーガニックハウス建築日記⑧
~柱はしっかり垂直に 『欠陥住宅』はあり得ない!~
こんにちは。
ヤワタホーム成田住宅展示場内の分譲地で建築中の
オーガニックハウスでのお客様のお住まいの現場では、
屋根の下地工事も終わり、柱の垂直精度を測る検査が行われました。
ヤワタホームでは、以前お伝えしたように
基礎の水平精度±0.5mmから始まり施工精度にこだわり工事を行っています。
基礎が水平にできていてもその上に立つ柱が曲がっていては意味がありません。
そこで、ヤワタホームでは1mで1mmの傾きを基準とし、厳しい検査を行っています。
国の基準では、柱・梁の水平・垂直精度を1mで3mmと定めていますので、
なんと国の3倍の精度になります。
1mで3mmというとそんなに大きな誤差のようには思われないかもしれませんが、
1階の床と2階の床の高さは約3メートルありますので、この基準で行くと
1階と2階で9mm、約1cm の誤差になります。1cmって結構な誤差ですよね。
傾きが大きければ大きいほど、誤差は大きくなり、
さまざまなところに不具合が出てきたり、建物に余計な力が掛かりことで
本来持っている耐震性などの性能も発揮できないこともあり得ます。
人間でも体が歪んでいると、肩や腰が痛んだり、
最悪な場合内臓にも影響が出てしまうことがあります。
家も人間も同じ、『いい姿勢』が重要なんですね。
『欠陥住宅』が大きな問題になり、ビー玉が転がったりすのが
報道されたことがありましたが、柱や梁が歪んでいても
床は水平に貼ることはできるので、完成してしまうとまったく
分からないということもあり得ます。
ですから、厳しい基準を設けて、しっかりと検査をすることが大切なのです。
ヤワタホームでは、すべての現場で、すべての柱を1本1本計測して
お客様に安心してお住まいいただける施工を行っています。
このように柱に計測器を当て検査をします。
1本の柱に2方向から計測器を当てます。
そして、この結果を柱に書き込んでいきます。
柱に赤い字で「→ 0.5 」と「 0 」と書かれていますが、
これは、一つの方向が1mで0.5mm右に傾いていることと
もう1方向の傾きが0、つまり傾いていないことを示しています。
このようにすべての柱を計測していきます。
この現場の柱は159本あり、2方向から測定するので
全部でなんと318か所も計測するのです。
このように厳しい検査を行っていますので、お客様には
安心してお住まいいただけると思います。
こちらの現場にお越しいただくと、
どのように検査をしているのかなど詳しく、ご案内ができます。
ぜひ、ご興味がございましたら、ヤワタホーム成田住宅展示場へお越しください。
成田住宅展示場は東関道富里IC近く ベイシア斜め向かいです。
住所:成田市並木町221-568
成田住宅展示場の詳細は下記のURLをタップしてください。
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