日本では知名度もまだまだな感のあるF・L・ライトですが
コルビュジェ、ミースと並び建築界における3大巨匠の1人であり
８つもの作品群が世界遺産登録されるなど
もちろん実績も十二分なのですが。

私が個人的に最もスゴイと感じるのは
「これからは富裕層だけでなく、全ての国民がもっと素敵な家に
住むことができる時代にしたい」と考えて実際に取り組んだことです。

旧帝国ホテルやヨドコウ迎賓館などのイメージからも
ライトには高級住宅のイメージを持つ方も多いかと思います。

ですがライトは
「有機的建築＝オーガニックハウス」と名付けた理想の住宅の
素晴らしさを、高級住宅だけでなく、もっと多くの人にも提供したい。
この難題に取り組んだ住宅が「ユーソニアンハウス」です。

一例ですがトンネル効果や、床壁天井が外へとつながるような窓の配置
視線を遮る下がり壁の廃止、等々・・　
実際の広さよりも広く開放感を感じられるアイデアなどもたくさんあります。

成田住宅展示場に平屋の新モデルハウスがもうすぐ完成します。
F・L・ライト初のユーソニアンハウス「ジェイコブス邸」をお手本とした
理想の住宅の提案です。

少子化や核家族化、シングルライフの充実といった
現在の住宅への提案もございます。

8月22日23日の感謝祭において
特別先行公開を行います。
ぜひ実際に見て感じて今後の参考にしてください。

菅谷