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HOME > スタッフブログ > 菅谷 > 【 「木の家」って 具体的に何がいいの?】

2021.5.21

【 「木の家」って 具体的に何がいいの?】

「ウッドショック」のニュースを見た方も多いと思います。
アメリカでの住宅需要の高まりから 木材価格が高騰しています。
1年で5倍といったニュースのタイトルまであります。

当社では問屋さんなどの協力により なんとか現状を維持していますが
半年もしくは3ケ月後には変わっているかもしれません。


「やっぱり木の家」とか「木の家は人にやさしい」とか
曖昧な言葉で広告宣伝は表現されがちですが
そもそも「木の家」が なぜ良いのか?

具体的に私が最初に思いつく「木の家」の良さの筆頭は「調湿効果」です。
日本のこの梅雨時こそ「木の家」の良さが発揮されます。

洗濯物の部屋干しや 長雨による湿気 結露 そしてカビや異臭・・

室内はもちろん 直接見えない壁体内の結露も話題になりますが
無垢の木の柱1本で ビール瓶6本ぶんの水分を吸放湿するとも言われています。

1番効果が体感できるのは床材を無垢木材にすることと思います。
常に身体に触れているのは床ですし 面積も広く使えます。

せっかくの木材も表面をカチカチの塗膜で覆ってしまっては
「調湿効果」は発揮できません。
身体が触れるのも木材ではなく ニスや樹脂といった塗料になってしまいます。
塗装の仕方によっては「木の家」の良さが得られません。

合板フローリングやベニヤ板 集成材といった 
人間が自然の木を真似てつくったものも 大きな意味では木材ですが
本来の無垢木材とでは「調湿効果」にも大きな差がでます。

素材の選び方や使い方がともなって
はじめて本当の「木の家」の良さが発揮されます。

当社の住宅展示場では「素材」のこだわりや良さを
わかりやすく伝えるために「調湿効果」の検証実検も行っています。

ちなみに「漆喰壁」の良さも「調湿効果」だと思います。

本物の「木の家」は ウッドショックなども経験すると
将来的には手が届かない「高級品」や「貴重品」となってしまうのでは?
と感じています。

本当に良い「木の家」を この梅雨のタイミングで
ぜひ今のうちに感じていただければと思います。

菅谷

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