こんにちは。
設計課の木内です。

今回は色の見え方について
ほんのり触れていこうかと思います。

早速ですが下の画像をご覧ください。

微妙な違いですが、異なる色味の外壁塗料サンプルを写したものです。
下に敷いた方は少しグレー掛かった色を選びました。

引きで見るとこんな感じです。
先程よりも、色の違いが
判りやすくなった方もいらっしゃるかもしれません。

外に出て並べてみました。
向かって右側が、下に敷いていた「グレーっぽく見えていた方」です。

恐らく、どの画像をご覧になっても同じ色にはお見えにならなかったかと思います。
これが色の面白い所であり、悩ましい所なのですが、
色は、誰がどこでどうみるかによって簡単に「見た感じ」が変わってしまいます。

こういった色の見え方を踏まえると、
色見本を見るときは実際の見え方と
なるべく同じ環境で見比べる事や、実際の大きさで見たときに
どのように見えるかイメージする事がとても大事になってきます。
（一般的に色は大きい面積で見るとより明るく鮮やかに見え、
「色の面積効果」として知られています。）

色選びの際に役立つ、ちょっとしたトピックでした。