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2023.5.1

【 追掛大栓継ぎ加工 】

こんにちは工事部の飯田です。


先日棟上げ作業を行う中で軸組をする上で最近では珍しい加工が有りました。
これは「追掛大栓継ぎ」(おっかけだいせんつぎ)という加工です。

化粧で見えてくる梁の長さが一本物では無理という事で途中で継手を設けて
延長する事になり、その際に採用した継手がこの追掛大栓継ぎになります。

プレカットの機械では出来ない為、大工さんが墨付けをして手加工になります。
仕口加工ではスベリ勾配という斜めに部材がよさっていくような加工をして
込栓(木の栓)を打ち込みボルト代わりに部材がくっ付くようになります。

繋げるとまるで一本の梁のように見えるようです。
この継手は引張り耐力に強く、継手の中でも最強の強度を持った加工だそうです。

昔ながらの伝統技術と手加工の精密さと職人の技術の高さに驚きました。


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