家を設計していく上で、いきなり間取りは考えない
こんにちは。
設計部 香取です。
今日は、「間取り」と並んで重要な設計ポイントの1つ、
「敷地と生活環境」の調査を紹介します。
私たちは、家を設計していくにあたり
間取りを始めとしたプランをいきなりつくりません。
それは、お客様のご要望やこだわりをお伺いしたうえで、
結果的に、お客様に長く、いい暮らしをして頂きたい
という思いがあります。
この為、間取りプランの前に、
まず最初にやる事は、土地の状況を把握する事から始めます。
土地は世界で1つしかなく、同じものは存在しません。
また、それぞれ特徴があるので、その状況把握から始めます。
ポイントは、設計前に現地に行って、
周囲の状況を確認してきます。
周囲の、建物の窓の位置、影、音、におい、
エアコン室外機の位置、見晴らし、景観などです。
プランを作成する上でこれはとても重要な過程です。
この調査をしないで、いきなり間取りプランを作成すると
状況を無視したプランになってしまいます。
例えば、お隣の家の大きな窓の前に大きな窓をつくってしまい、
視線が気になり、昼間でも常にカーテン閉めっぱなしということや、
せっかくいい景色なのに家からまったく見えない、などということを
引き起こしてしまいます。
いい家をつくる為には絶対欠かせない業務です。
時間はかかりますが、お客様と二人三脚で
ベストなものを作っていくという事を大事にしています。
なお、この調査のことを「敷地生活環境調査」と言います。
写真は、調査している風景の一旦です。
これから調査報告書をしてまとめてから
初回のお客様要望確認の打ち合わせに望みます。
そんな裏方をちょっと思い出して頂ければうれしいです。
敷地の高低差を計っています
建物廻りの寸法や窓の位置を計っています
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