物価上昇が続く現在、食品をはじめとするありとあらゆるものが値上がりしています。
住宅価格も同様ですが、住宅においては価格だけでなく金利の動向でも大きく購入価格（総支払額）が変わってきます。
例えば3000万円を35年返済で借りたとして金利が1％の場合は月々84,685円（総支払35,567,804円）となります。金利が2％の場合は月々99,378円（総支払41,738,968円）となり、金利が1％違うだけで約617万円支払い額が増えます。仮に住宅価格が同じだったとしても600万円以上高い買い物をしたことになります。
今後も物価上昇は断続的におこることが予想されますが、金利はどうなるでしょうか。

大手三行が11月の固定金利を上げました。変動金利は変わらずです。
なぜか？
それは固定金利と変動金利の金利を決める元になる金利が違うからです。
固定金利は10年もの国債に代表される「長期金利」などを、変動金利は日銀の政策金利の影響を受ける「短期金利」を元に決定しています。これらの金利が住宅ローン金利を決めるのです。
はたしてこれから金利は上がるのでしょうか？？
上がるとすれば少しでも金利が低い「今が住宅の買い時」かもしれませんね。

営業部　相馬